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Custom made

特注照明製作。各種店舗・ホテル・イベント等からのオーダーに応じてワンオフから少数ロットの特注照明の制作。

Restoration

アンティーク照明の修理・復元。国内外のアンティーク照明製品のフルレストアはもちろんカスタム等、応相談。

Adaptation

輸入照明のPSE適合作業。輸入製品の国内仕様への組替え作業。

Motive

bowks Ltd./株式会社 貌製作所
代表・寺島洋平
東京造形大学 彫刻専攻。
卒業後、シャンデリアメーカーの工房、特注照明器具専門の工場を経て2011年に独立。

製作側で器具の構造を設計するという事はデザインに多かれ少なかれ影響します。

照明器具として成り立つ為に必要な剛性や電気的な安全は優先しなくてはいけない事ですが、最終的な外観の仕上がりは、どうしても製作者に委ねられる事になります。カタチにする為に壊れてしまうデザインに対して、出来る限りデザイナーの意図を汲み、意図に寄り添い、最適な解答を模索していく事を第一に考えます。

照明製作のジレンマ

『椅子』、『テーブル』、そして『照明』。
これらはインテリアの中で、造形物という観点で重要度が一段高いものだと思います。
外観に表・裏が無く、360度全方向に隙無くデザインされていなければなりません。
それに加え、これら3つはそのデザインに高い”機能”が要求されます。
そんな『道具』としての側面が強い製品であるにも関わらず、”外見”の要素に全く気が抜けません。
特段に優れた機能を有した製品も、美しくなければ、その価値を大きく毀損してしまうでしょう。

真に優れたデザインとは、”機能”と”外見”のバランスが、極めて高いレベルで擦り合わされた設計物だと思います。
デザイナーが自ら作る可能性のある『椅子』、『テーブル』は優れたデザインの可能性を残していますが、
特に『照明』はこの点で余りにもハードルが高いものです。
『照明』は製作に関わる安全基準が厳格で、製作サイドの専門性が高いからです。

デザイナーが法規・構造計算等をクリアした『設計図面』を描くことが、現実として非常に難しいものと言えます。

結果として、デザイナーは「デザイン画」を描くに留まり、そのデザイン画を元に図面を描くのは製作サイドの仕事になっています。

もちろん、デザイナーの描くディテールまで精緻なデザイン画は、製作サイドに多くの情報を提供します。
しかし、デザイナーの『デザイン意図』までを汲むには、製作サイドに『デザイン』そのものに対する高い素養が要求されます。
一方で、とても残念な事に、製作者の多くはデザイナーから降りてくる画に対して、それほど忠実ではないという印象があります。

それは製作者にとっての最大の関心は、自分の作った製品の機能・安全性・仕上げ等の仕様に『トラブルが無いこと』だからなのかもしれません。

bowksの照明製作

そんな照明製作の現状に於いて、製作者として積極的にデザイン意図に寄り添う仕事を心がけています。
『トラブルが無いこと』は前提に過ぎないと考えます。
譲れない大前提ではあるかもしれませんが、ゴールでは無いはずです。

bowksは『優れたデザインを具現化する』ことを基本スタンスとしています。

そのために、製作以前に、『図面を描く』工程に多くのリソースを割きます。
『図面を描く』ことこそが、本来『デザインする』ことであり、この工程を製作サイドの裁量だけで行うという事は、即デザインの破壊に繋がると考えています。
デザイナーのデザイン画を元に具体的な構造を設計する際に、製作側の事情だけで一方的に変更しません。
デザイナーの意図を壊さないよう、よりデザインを発展させる形で”機能”と”外見”を擦り合わせる。
そのために、デザイナーと共通言語を持って適切にコミニュケーションを取りながら図面に落とし込みます。
”機能”と”外見”は分割可能な要素ではなく、1つのデザインを分析する際の、2つの側面に過ぎないものです。

デザインの成否を決める核となる工程であるにも関わらず、照明製作では責任の引き受け手の曖昧なこの『図面を描く』工程に、僕達は重きをおいています。


この工程に対する熱量こそが『優れたデザインを創り出す』ために必要不可欠なものだからです。

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